四季を通じて快適なテニスライフを満喫できるアポロコーストテニスクラブ
1年中プレイ可能なテニスコートはアウトドア30面・インドア7面。
東京から90分というアクセスの良さ。
九十九里浜の潮騒をB.G.M.にリゾートテニスを存分にお楽しみ下さい。

 
クラブ内情報レポート
■フロリダ・キャンプ・レポート
■9月20日(金)〜21日(土)
amワラビスポーツクラブにてマッチ練習。
昼食後、2:00よりNAPLESに移動。果てしなく続く一直線の高速道路を140〜160Km(この道では普通)で約2時間、両サイドは見渡す限り緑の湿原、これが2時間も続く。その間料金所は1ヵ所1ドル50セント、いっそう日本の高速料金にはらわたを煮え繰り返す。
ネイプルは、大きな入り江の一番奥まったところに位置し、しっとりして落ち着いた港町で、あの可愛いらしいマナティが生息する。雨のためにpm5:00の試合が翌日に持ち越しとなり、可愛い(のとなり)ホテルに宿泊。
翌朝7:00からの開始にはちょっと参る。こちらは2時間くらい日の出が遅いので、まだ5:00くらいの暗さで照明付き、悠人と沙織が試合に入る。悠人も沙織も1Rは軽く突破、10:00に入る美咲と、梓が会場に来る。
このTROPICAL JUNIOR CLASSICの会場になるCAMBIER PARK テニスクラブもすばらしくいいクラブ、写真をいっぱいとる。
美咲は前日梓に負けたのが良かったと見えて気合の入りまくりで深いボールのコントロールとアングルがすごくいい。いかに外人であれ今日の美咲には12歳で勝つのは難しい(と思っていた)。2Rなかなかの選手にも比較的簡単に勝つ。
梓は、いきなりの第2シード。ラケットを忘れたため、コーチのラケットを使うが爆裂サーブとリターンを随所で決め、6−0,6−1と快勝、最後はすべてサーブアンドボレーをやる始末、これはひょっとすると・・・。しかし2R目の対戦相手を見てびっくり、梓がその選手の顎までしかない。しかも大学生といわれてもまったく違和感なしのすでに立派な大人の体、テニスもカプリアティとまったく同じで、梓のサーブをいともカンタンにノータッチエースで切り返す。足はやや遅いものの届いたボールを梓に対しノータッチエースの雨あられ。0−6,1−6であっという間の敗戦。明日の美咲との対戦も美咲の奇跡を期待するしかない。
あゆみは突然のフォアハンド不調、しかし何とかバックで打ったり、ネットに出たりと工夫し、一見勝っているような試合展開、フォアがいつもの調子なら勝てた相手だけに残念であったが、ここまで目に見える工夫は初めてなのでうれしくもあった。
悠人はこの大会思いのほか好調、14歳でも出られたのだが16歳の強敵勢の中で2R突破、新鮮な環境が以外に彼は好きかも? 2Rは6シードの強サーバーの黒人、ハウス前の観客多数のコートで小柄な悠人はその切れ味のいいショットで幾度も拍手を浴びる。1セットupで迎えた2セット両者痙攣をする激戦。びっこをひきながらの死闘は勇気を振り絞った悠人のフォアリターンエースで終止符を打つ。3Rはフロリダ16才ランキング15位の強敵。サーブも早い、ショットも強いあたりでこれは強い! 正直いつもの悠人なら取れて2ゲームと思っていた、しかも3セット3試合め、しかしこの大会の彼は違っていた。鋭いショットで切り返し、相手にプレッシャーをかけていく。4−6,5−7と負けはしたが過去の悠人ではない新しい彼をみた。
沙織2Rは、本日の最終マッチ相手はエスニック系のファイター、沙織も対抗してファイターと化し、そのため彼女のよさがすべて出る。昨日までのボロボロが嘘のよう、面白いように決まるショットがエスニカン・ファイターを最後に黙らせる。
明日はダブルスもありとっても楽しみ!
■9月22日(日)
沙織は今日も好調をキープ、昨日のエスニカン・ファイターとの対戦が生きている。サービスがとてもいい、簡単にキープしていく、リターンゲームも積極的に叩いている。フォアのダウンザラインも良く決まる。相手は決して弱くはないのだが、沙織のはやい攻撃についていけず自分のペースに持っていけないことにいらだつ。2セット目に巻き返してくるものの、終始先手を取る沙織がこのセットも毟り取る。
美咲は相手の顎にもとどかない。ほんとに12歳以下なんだろうかと疑いたくなる。昨日の梓戦の彼女にはいかに好調の美咲であろうと2−6,3−6くらいだろう(私の予想スコアは良く当たる)と半ばあきらめている。美咲も疲れ気味で好調とはいえない様子。ところがなんと相手がやけにエラーが多い、ボールも伸びてない。しかし時たま出る豪快なショットや、切れ味のいいアングル(とても12才レベルではない)で、やはり0−2の美咲ビハインド。このあたりから体がほぐれてきた美咲の、コーナーへの深いボールが決まり始める。この大会に入ってから積極的にコーナーやアングルを狙うようになってきており、またそれがなければなかなか勝ちきれないということを、甘いボールはすぐに叩かれるというレベルの中で、自ら掴み取っているように見える。ついでに相手にダブルフォールトが増える。追いつきリードするも、突き放せないままタイブレークにはいり、ここでも驚異的な挽回を見せた美咲がこれをものにする。2ndはやや持ち直した相手に、疲れが出てきた美咲が押され始め、ファイナルに持ち込みたくないと必死に食い下がるが、これを落とす。雨のため押したスケジュールが美咲に有利に働いた。ファイナルセットはスーパータイブレイク(10点先取)英語ができない日本の選手だからとレフェリーに許可を取り説明と兼ねて美咲を元気付けに行く。もう1セットやるとなると体力面で勝ちきれないと悟っていたのかすでに泣いていた。しかし集中力を発揮しこのタフな相手とタフな試合を制した。美咲の勝ちへの執着心が相手の不調や運を引き込み、私の予想を覆しての勝利をものにする。改めて「勝利への執着」が何を引き起こすかわからないことを、小さなジュニア選手から教えられた。
沙織の決勝相手は、ボールのスピード、コントロール、安定感、足の早さ、すべてにおいて数段上を行く。結果は0−6,1−6と沙織のアウトをインにしてくれたジャッジのおかげで1ゲーム取れたが、出足から予想できた通りの展開で終わってしまった。背はそんなに高くないが大人プレーヤーの体つきの相手に対し、沙織はまだまだ子供の体、足腰、腕が幼い感じである。ただ、テニスのスタイルは、沙織のほうが良い。ベースラインから下がらないで、ネットにも積極的に出る。反応もずいぶん良くなってきている。足腰がしっかりして、動きがサマになってくるとおそらく近いうちに追い越すだろう。
美咲の決勝は第一シード、背は低いが高い打点で打ち降ろしてくる攻撃的ななかなかいいテニスをする(山外に似ている)。しかし前の試合で修羅場を切り抜けた美咲には、そんなに厳しいショットには映ってなかったようだ。ボディー全体を使って重いボールを打てるようになってきた美咲の深いボールがコーナーをえぐるとほとんど返ってこなくなった。決勝まですばらしいテニスを見せていたシード選手は、2位に終わった。
■9月23日(月)
梓が忘れたラケットが、ワラビテニスクラブにあるらしいとの推測から、amはそこに行ってみる。やはりあった。
スチームでグリーンサンドを適湿に保っている最高のコートでフットワークドリル。金コーチに頼んでおいた選手殺しの韓国メニューをお披露目してもらう。なるほどこれはきついし効果ありそう、早速アポロのメニューに・・・
確かに暑いしウェットだが、沙織は始めのウォームアップジョグからきつそうにしている。
美咲にコート2周で1周遅れる。「走ってんのか歩いてんのかわからん!それじゃアップにもならん!」・・・沙織には早くサマになる動きを会得してほしい。
突然の豪雨。数メニューをこなして、へばりかけていた調度これからというときに・・・ こっちは残念〜、選手はラッキー♪
pm このキャンプでのホームコート・ウェストンクラブにて練習。Amの続きと、地元選手とのマッチ練習。
■9月24日(火)
それにしてもよく雨が降る。降らないときは1ヶ月くらい平気で降らないが、降るときは決まって大体同じ時間に降るらしい。和彦からも同じようなことを聞いていたので納得。カリブ海にハリケーン(サイクロン?)が行き来しているときはどうやらこんな感じらしい。ここ何日かこんなときは、インドアはないのでジムでマシンをやる。やっと時差にも慣れてきたようだ。夜には普通に眠くなる。子供たちもスンナリ寝ている。


■9月29日(日)
美咲の3Rの相手はこれまた大きい、165cmはあろうか。クロスにスライスが少しかかったボールを上から叩き込んでくる。足の遅い選手ではまったくお手上げだろう。美咲はこれを2球返せる。おそらく本能的にクロスを読んでいる、打たれた瞬間にもう走っている。でなければいかに美咲といえど返せるスピードではない。出足からよく入っていたこのクロスのボールが、突然入らなくなる。美咲のしつこい返球に力み始め、いらだち始めミスを連発、すでにキレている。コートチェンジですら休もうともしない。スタートの美咲の頑張りが一瞬で勝敗を決めた試合だった。それにしてもメンタルの弱い選手だった。
SFの相手は、昨日梓に勝った1シード10歳のノーエラー・ガール。足の速さは互角、ボールのスピードと体力で若干勝る美咲が、どれだけエラーを抑え、相手の足が乱れかけたところでチャンスボールをものにできるかだが・・・1セットは美咲のナイスショットを何度も拾われさらにいいボールを打とうと早いボールでラインを狙いすぎアウトの連発。エースを狙いに行くタイミングが早い。美咲のミスかエースでポイントが終わる。1エースに4エラー。相手3本に対し16本のエラー。2ndセットに入ってやや相手の足がもつれ始めるものの、今度は美咲のダブルフォールト連発が始まる。エースが増えかけているところを自分で壊している。4−5で30−0のチャンスがあったが、自分のエラーで結局試合を落としてしまった。ベスト4。客観的に今何が起こっているのか見ることができるようになるともっと強くなると思いながらも、もともと守りは上手な彼女に今は終始攻め続けた姿勢をほめるべきだろう。・・・コーチは矛盾だらけの職業である。
沙織は体調がさらに良くなっているようだ。体のキレが昨日よりもずっと良い。ストロークの深さはまだ足りないが、サーブに安定感を持たせ、フォアのダウンザラインを有効に使っている。昨日よりもずっと楽な相手だ。決勝は12歳の小柄で華奢な少女との対戦。きれいな順回転のいいボールは打つものの、沙織のサーブと早いタイミングのラリーについていけず、ノータッチエースの嵐であっと言う間の決勝だった。今回の大会は、本人も参加を半ばあきらめていたようで、私に自己管理について叱られ、大嫌いな注射も打っての優勝だったので、いろいろな勉強になったのではないだろうか。
悠人対は、楽しみにしていたくらい面白い試合になると思っていたが、本杉が好調の悠人を意識しすぎたようだ。自分から負けてしまっている。それだけ今の悠人はフットワークとショットの切れがいい。あとはネットだ。決勝もこの調子を維持してもらいたかった。が、早坂信に勝って決勝に登ってきた11歳の黒人選手に4−1リードからジャッジのトラブル続きで調子を崩す。相手に言いたいことがいえない、相手の言い分が聞けない、つまり相手のいいぶんになるしかない状態といえる。確かにセンス抜群でバネもあり、ミスも少ない。日本の11歳とはとても比較にならないすばらしい選手だが、今の悠人であれば充分に勝てる試合であったために残念だ。英語の必要性をいやというほど味わったのではないだろうか。準優勝はしかし、おめでとう。
■テニスクラブ発「ザ・部活!!」  

この部活も昨年の3月開講して早1年。部活?? いったいそれは何だろう? 学生の頃に部活には入っていたけど……という声をよく聞きます。その名の通りまさしく「部活」です!
大人になってしまった今だからこそ、懐かしく感じてしまう学生時代のひとコマ。当時は練習苦しくてサボることばかり考えていたよ、とか、先輩厳しくてさぁーなんて愚痴が聞こえてきそうですが、最近そんな思いしてないよなぁーなんて話から企画してしまったこの「ザ・部活」。
毎週土曜日午後7時〜9時の2時間をコーチ2名で熱く・厳しくそして楽しくをモットーに開講しています。ここでの参加者は敢えて部員と呼ばせてもらっています。
部活といっても忙しく働く大人のために、1回毎に受講料(ここでは部費と呼ばせてもらっています。)いただくシステムで行っています。
さらにこの部活、一般(テニスクラブ外)の方の参加もOK!学生やジュニアから大人まで(コーチ業の方もOK)、幅広く多くの方に参加して楽しんでいただけたらと思います。
今年の夏は合宿も企画進展中。暑い夏をさらに熱く!なんていかがですか!
ぜひ一度あなたも「ザ・部活」の部員になってみませんか?

★担当コーチ兼監督の紹介★
村井喜代志 アポロコーストテニスクラブコーチ
向和彦   アポロコーストテニスクラブコーチ・プレイヤーとしても活躍中。
現在JOP男子シングルス45位。

コーチより
「勢いで始めた部活がもう延べ50人の部員となり、そろそろ二軍を作らないといけないくらいになりました。ジュニア、テニスコーチ、JOPトーナメントに出場されているプレーヤー、一般テニス愛好家、様々な人たちで構成されていますが、部員全ての人が思うこと、それはテニスが好き、うまくなりたい。あなたも、アポロコーストテニス部に入りませんか??? コーチ二人とも部練習をするたびごとにSとなり、部員はMとなりつつあるのがちょっと恐いです・・・。」

村井・向コーチの「ザ・部活!」
対象は試合に出て勝ちたい、厳しさに絶えられる人やる気のあるマスタークラス以上の方。ジュニア・学生可。判断微妙な方相談可。
コーチの参加可。一般の方、大歓迎です! 内容は細かなところから戦術まで幅広く。
日 時:毎週土曜日午後7時〜9時までの2時間。
試合遠征などでコーチ不在の際は、休部。
場 所:アポロコーストテニスクラブ インドアコート
部 費:1回¥2800 損はさせませぬ。
定 員:4名以上12名まで
完全予約制・前日まで募集。開講決定後の当日申し込みは承っております。また3名以下は休部とさせて頂きます。
ザ・部活「厳しく遊ぼう」
お申込は→電話0475(33)4051「ザ・部活」係まで
 E-mailでもOK!  apollo@mobara.ne.jp

■新春初打ち大会2004年1月3日
年末年始の忙しさとお酒と餅でたるんだ身体をリフレッシュ!というわけで、さわやかなお正月を会員・スクール生の皆様とオンコートで過ごしました。晴天に恵まれ、風も穏やかなテニス日和。(去年は雪がちらついていましたからね。)
昼食をはさんだ午後は、新企画「日頃のコーチへの恨みを晴らせマッチ!」をとり行ないました。常々の鬱憤、不満などをテニスで返り討ちだ!という方を募り、もちろん私たちスタッフも総出で対抗です。
負けたら各自責任を取ってもらうべく、私物を持ち寄りそれを差し上げるというもの。
日頃、顔を合わせていても試合をする機会はなかなかないもので、ジュニアスクール生達もコーチ陣に試合を挑んでいました。勝負事となるとつい、私たちも熱くなってしまいます。
そんなわけで時間はあっという間に過ぎてゆき日没となったのでした。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
■2003年のレポート
>> 9月 アポロカップ・チームテニストーナメント
★入賞チームの写真は こちら
(入賞したのに写真のない方、ごめんなさい・・・)
アポロコーストテニスクラブ 千葉県長生郡白子町中里5357-1 (0475)33−4051(火曜日休館) E-mail:apollo@mobara.ne.jp