毎年1月から2月にかけて行われるクラブ対抗戦に初参加しました。
クラブ対抗戦とは簡単に申し上げると、県内で一番強いクラブを決める大会で、トーナメントにはAクラスとBクラスがあり、初出場のチームは必ずBクラスからの出場となります。私たちアポロチームも初参加ですので、Bクラスからのスタートです。Bクラスで優勝、準優勝の上位2組が来年度、Aクラスの出場権が得られるというシステムになっているのです。私たちもAクラス出場を目指して戦い、その結果なんとかBクラスで優勝することができました。その戦いを1戦ごとに振り返ってみました。2005年1月22日(土) 千葉・天台にて
対抗戦初日。私(篠崎)はレッスンがあり出場できずに残念・・・。他のメンバーに託し勝利を祈ります。1回戦の対戦は紙敷チーム。お互いが初戦ということで5対戦(単3本・複2本)を行いました。
まずダブルス2、村井・渡辺組が試合。村井はアポロのコーチ、渡辺さんはアポロのスクール生です。(渡辺さん協力ありがとうございます。)
お互い初戦からくる緊張か、なかなかサーブはキープするけれどブレイクが出来ずに、タイブレークにもつれることに。タイブレークに入ると、リターンが入りだし、なんとか勝つことが出来ましたが、ハラハラドキドキの初戦だったそうです。
次はダブルス1の向(範)・浅沼組。両名は今現在も試合に出ている現役バリバリの選手ですので、きっと勝ってくれるはずと思っていました。(願望) 結果、予想通り危なげなく勝利しました。
対戦成績を2勝としてあと一つで勝ちが決まる次の試合はシングルス3の高橋さん。(高橋さんには長年大変お世話になり、クラブ主催の大会でも活躍している方です。今回もこちらの無理なお願いを聞き届けていただき、忙しい中、出場して下さって大変ありがたく思います。)
試合は、序盤は高橋ペースで進み、このままいけば勝ちは決まり!と思った終盤に相手選手のこのままでは負けられないという強い気持ちがすごく感じられ、こちらのリズムが狂いだし逆転敗戦。この試合でこちらが勝つとチームの勝利という中、相手チームの選手も大きなプレッシャーがあったにもかかわらず、すごいと思いました。
シングル2戦目、浅沼にチームの勝利を託します。このゲームで勝てばチームの勝利という中、冷静にあせらず普段通りのプレー、気を抜かずに終盤を迎え、勝ちをおさめました。私も次の試合は参加したい!と思っています。
2005年1月23日(日)
対抗戦2日目。今日は私、篠崎も参加!午後はレッスンに戻りますので、前半の参加ですが気合を入れて挑みます。今日の対戦は、高津ローンです。今日からは先に3勝した方が勝利。
初戦はダブルス2、私の試合からです!ペアは渡辺さん。お互い左利きという珍しいペアになります。
集中してプレーできた結果、1ゲームも奪われず勝利!
続いてダブルス1、向・浅沼。この試合はあっという間に進み、圧勝でした。
ダブルス2本が終わり、2勝。次のシングルス3を取れば勝ちという時に、私が戦うことに。
正直心配でした。相手が強くても弱くても私自身がしっかり動けるかという、なんとも情けない心配事が・・・。序盤まさにその予想が的中。足が思うように動かず、2ゲーム連取されてしまい「やばい、このままではやられてしまう!ここから集中だ!!」と自分に言い聞かせ、踏ん張りなんとか逃げ切ることができました。試合が終わり、試合に出場できてうれしい反面、団体戦は緊張がつきものだとあらためて感じた日でした。
2005年1月29日(土)
本日は3Rと4Rの2試合を行います。私、本日は仕事、チームの勝利と準決勝進出を白子から祈る日です。
今日の対戦はオールサムズ2です。このチームはAクラスで優勝するなど、実力者が揃っているチームの一つですので、油断ならず。まずは、ダブルス2、村井・浅沼で試合開始です。私は会場にはいなかったので詳しい内容を伝えられないのですが、この試合、浅沼のボレーが見事だったらしく、相手選手のリターンが沈んできてもプロの鈴木貴男選手ばりのローボレーが随所にあったそうです。そんなプレーに村井コーチも刺激を受け、ナイスショットを連発!!気づいたら勝利していたそうです。(見たかったです。)
続いてはダブルス1。ここで我がチームのエース、向和彦の登場です。ご存知の方も多いと思いますが、今現在も全日本選手権などに出場、JOP大会で活躍中の選手です。ペアは弟の向範。
この向兄弟の全日本クラスを相手にするチームはすごくプレッシャーを感じると思います。私自身もプレッシャーを感じるからです。試合は、弟の豪快で流れるようなサーブ&ボレー、兄の針の中を通すような正確なストロークで終始、相手チームを圧倒して勝利。早々と勝利まであと一つとリーチをかけたシングルス3は浅沼が挑戦です。
対戦相手は高校時代に活躍していたということで、浅沼自身もプレッシャーがある中、それを跳ね除け勝ちをもぎとれたようです。これで3勝。準々決勝進出です。この勢いのまま、シノンチーム戦に望みました。シノンチームは千葉で活躍しているジュニア選手が出場していました。
今回はダブルス1,2同時スタートです1は向兄弟組、2は村井・浅沼。相手がジュニア選手ということで勢いにのせてしまったらまずいですので、無理をせず手堅くポイントを重ねてゆき、相手のミスを誘うよう着実に試合に挑み、両ダブルスとも勝ちをおさめることができました。続いてシングルス3の順番ですが相手側から是非、向兄弟とシングルスをという要望がありました。向和彦選手と試合ということで相手のジュニア選手も緊張していたようでした。
試合は向が勝利しましたが、全日本クラスの選手と対戦ということいい勉強になったとしたら、うれしく思います。
もう一つのシングルスは高橋さんが試合に入ります。初戦では負けてしまいましたが、今回は見事な勝利をおさめ、初戦を帳消しするほどの働きだったそうです。おかげさまで、初出場ながら準決勝に進出決定。こうなれば優勝を目指して残り2試合を頑張るのみです!
2005年2月6日(日)
長いようで短い対抗戦の今日が最終日。私も午前のみの参加で天台コート場へ。
準決勝の対戦はアートヒルチームです。相手チームもここまで勝ちあがってきたので、油断は禁物です。
ダブルス2組同時スタート。1は向(範)・浅沼。2は私、篠崎と村井。
向・浅沼は危なげなく進み、隣同士でプレーしているため横目で見ると、豪快にポイントをかさねてゆき、これなら安心。私たちのダブルスはというと、相手ペアのサーブが良く、なかなかブレイクできない状態を続け、相手のマッチゲームに突入。しかしこのままでは負けられない私たちも気合いを入れ、なんとかデュースまで追いつきましたが、私たちのリターンがアウトになり、勝ちたいと思っていただけに悔しい敗戦となりました。
ダブルス2本が終わり1勝1敗。次はシングルスが2戦入ります。
1戦は向(範)、もう1戦は私が入ります。向は余裕のあるゲーム運びであっさり勝利!ということは、私が勝てば決勝進出だと少しでも意識してしまった序盤は、ゲームを先行されることに・・・。これは如何!普段通りのプレーを心がけ最後のポイントを取るまで集中して、勝利を手にすることができました。
これで、我がチームは決勝進出決定!決勝戦はすぐにスタートになり、私も時間の関係上、ダブルスのみ決勝戦に参戦ということで望みました。対戦相手はオールサムズ1。このチームもジュニアを中心としたチームで準決勝に勝った勢いがあるだけに気を引き締めて我々も望みます。
ダブルス1、2が同時進行。私と村井も先ほど負けているだけに絶対に負けられないも思いで挑みます。この戦いはサーブとリターンという一番大事なところをしっかり集中して、同じことは、2度はしないぜ!という気持ちで勝利を飾ることができました。隣で続く向・浅沼も勝利をおさめ、あと1つでBクラス優勝だということころで、私はタイムアップ。残りシングルス3本を見られぬまま無念の帰還です。
私がクラブへ到着時にはすでに試合は終わっており、完全勝利だったそうです。
その後、表彰式が行われ、賞状と楯をもらい、記念撮影。今回のクラブ対抗戦も幕を閉じたのでした。
最後に団体戦というものは、一人ではなく全員でお互いに助け合ってゆくものだなとつくづく感じました。テニスは個人スポーツではありますが、この様な戦いで勝ったときに喜べる幸せは団体戦でしか味わえないものだと思います。皆さんも機会があれば是非このような大会に参加してみてはいかがでしょうか?
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